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カンピオーネ! 8 受難の魔王たち

タイトル:カンピオーネ! 8 受難の魔王たち(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

さて、今回は短編集。
草薙護堂の代わりに、他のカンピオーネがバトル成分を担当し、その分護堂さんが女の子の扱い方をみるみる心得ていくまさに天然女たらしっぷりを発揮しています。
そりゃこんな対応されたら、たいたいのレディは一発で沈むよなあ(笑)

時系列もキャラもいろいろの短編集。
サルバトーレ・ドニやアレク、プリンセス・アリスなどの話を読めたのは収穫でした。
アリスってもっと普通の人のイメージがあったんですが、意外とお姫様気質だったんだなあ。あと、サルバトーレ・ドニの師匠がかっこいい。

そしてやはり王様。
護堂さんってば、以前は翻弄されっぱなしだったのにいつの間にかガールズの扱いをすっかり心得てしまってます。なんという女たらし気質。本人にはまるで自覚がないだけに最強と言うほかないですね。この分だと祖父を超える日は近いかも?
個人的にはリリアナイチオシなんでこの躍進っぷりは嬉しいですね。日常話ばかりだったので、ひたすらにやにやできる一服の清涼剤でございました。


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from 愛があるから辛口批評! on 火曜, 2010/11/30 - 23:36

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