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カンピオーネ! 11 ふたつめの物語

タイトル:カンピオーネ! 11 ふたつめの物語(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

七人目の「神殺し」たるカンピオーネとなってしまった少年・草薙護堂と、まつろわぬ神々との戦いを描くアクション。神々の薀蓄もポイント。

この作品では護堂が戦い慣れした状態が先に描かれ、3巻で神殺しとなった経緯が明かされはしたものの、今までなった後どうしていたか、については描かれていませんでした。
で、このたびようやく?護堂が神殺しになった直後のあれやこれやが描かれることに。
エリカと護堂のやりとりがすっごい新鮮。これだけで読む価値ありますね!

内容については、ウルスラグナに勝った直後に、他のまつろわぬ神との一戦、それとサルバトーレ・ドニとの初戦。
これについては詳細は各自お読みください。

それよりもエリカですよ!
今でこそ護堂にべったり、第一の愛人たることを主張し、ハーレム状態になっても、さりげなくポジションを維持してますが、エリカとてかわいらしい「女の子」の一面があったのだなあ、と目から鱗が落ちる思いでした。
あの態度は、護堂に心を許しているからこそとっていたというわけか……
出会ったばかりのツンな態度や、恥じらうエリカ様は貴重です。心して読むように!


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