名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。

　

学校の外階段

投稿者： tonbo 投稿日時：火曜, 2012/04/10 - 08:28

学校の外階段

→honto、→amazon

タイトル：学校の外階段（小説：ファミ通文庫）
作者　　：かいまたかあき：櫂末高彰
絵師　　：？
デザイン：？
編集　　：？

作者直営サイト：なし
絵師直営サイト：なし
特記事項なし

学校の階段外伝。
外伝ではあるんですが、階段レースはしません。
何事にもテキトウが信条の主人公が、監査委員の仕事を押し付けらて嫌々続けるうちに周りに影響されて熱くなる話。
神庭が生徒会長になった後の同学園が舞台ですが、いまのところ前作のキャラは名前くらいで、ほとんど出番はないですね。
あくまで「外階段」ということなのかも。

何事にも熱中できない高1の水川徹紀。仕事がないから選んだはずの監査委員で、部費不正流用の疑惑についての調査を押し付けられてしまう。しかも、徹紀にはやる気がなかったが、お手伝いとしてついた「星の女神様」こと上原莉梨子が変に乗り気で、徹紀は彼女のペースに振り回されっぱなし。やる気のなかったはずの徹紀の心は揺れ始める……。

まあ外伝ですから、前作のキャラがほぼ出ないのは残念ですが致し方なしといったところでしょうか。
熱い部分もあります。ただ、1巻時点では物語がどこに向かうのか方向性がいまひとつ不明なので、お手並み拝見というところでしょうか。特に星の女神様はこの先どう使って行くんだこれ。

作品一覧

『学校の階段 5』
『学校の階段』
『学校の階段2』
『学校の階段3』
『学校の階段4』
『学校の階段6』
『学校の階段 7』
『学校の階段8』
『学校の階段9』
『学校の階段の踊り場』
『学校の階段 10』
『学校の階段の踊り場2』
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。1』
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。 2』
『夢魔さっちゃん、お邪魔します。3』

トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/6113

まいじゃー的イチオシ

ベン・トー　① [Blu-ray]

→amazon

『ベン・トー　① [Blu-ray]』

蒼穹のカルマ1

→honto、→amazon

『蒼穹のカルマ1』

巻を追う毎に暴走度合いをますカルマの変態ぶりに目を取られがちですが、実はどんな無茶ぶりからでもきっちりまとめてみせる構成のよさにも注目。シリーズ継続中。

彼女を言い負かすのはたぶん無理

→honto、→amazon

『彼女を言い負かすのはたぶん無理』

ディベートを題材にしたラブコメ。
どっちの要素もおもしろいです。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

→honto、→amazon

『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』

古書店での本のやりとりを通して見える人間模様。

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います

→honto、→amazon

『付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います』

アンティークショップの不思議な能力を持った骨董品にまつわる話。
注目は一見無表情系のヒロイン咲が実は内面かなり多感なくせに不器用で自爆傾向のあるところ。毎巻最後のエピソードは必見！

羽月莉音の帝国

→honto、→amazon

『羽月莉音の帝国』

革命するために本格的に資金を稼ぎまくります。
増やすための手段かかなりリアルですが、単位は景気よくうん百億とか……。どこまで行く？

雨の日のアイリス

→honto、→amazon

『雨の日のアイリス』

知性あるロボットの話。半ばわかっていてもやっぱり泣けます。

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?

→honto、→amazon

『迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?』

全4巻。ウィザードリィのようなダンジョン探索を現代でやるとしたら……というコンセプトで書かれてますが、とにかく「死」の描写が際立ってます。どんなベテラン冒険者だろうと、死ぬときはいともあっさり死ぬので読んでてすごい緊張感が！

連射王（上）

→honto、→amazon

『連射王（上）』

まぎれもないシューティング小説、あえて言うとゲー根小説です。

アンチ・マジカル～魔法少女禁止法～

→honto、→amazon

『アンチ・マジカル～魔法少女禁止法～』

魔法少女まどか☆マギカにハマった人なら、たぶんツボります。

ELECOM EDH-004 ブックスタンド

→amazon

『ELECOM EDH-004 ブックスタンド』

まいじゃーでも名台詞引用に大活躍中。本のテキスト引用作業などをする際にかなり重宝します。