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オオカミさんと七人の仲間たち

タイトル:オオカミさんと七人の仲間たち(小説:電撃文庫)
作者  :おきたみやび:沖田雅
絵師  :うなじ
デザイン:?
編集  :?

なんとなんときっかり1年前に買ってそのまま積んでまして、今になってようやく読んだわけですが……
大変申し訳ありませんでした。すごくおもしろかったです。今まで放置していたのを反省してますorz
御伽学園学生相互扶助協会(通称、御伽銀行)は、ギブアンドテイクの関係で人からの依頼を受け付けるところ。
依頼を達成すると、「借り」という形が残って、いつか清算をしないといけないのでした。
童話のただのパロディかと思いきや、根っこの部分がしっかりとした話ですごく好感が持てました。

腕っ節が強く、すごく漢らし性格で胸のボリュームは微妙な「大神さん」(性別:女)と、人からの視線に耐えられないヘタレだけど、でもここぞという時には一生懸命頑張る「亮士」くんや、策士で裏はけっこう黒い「りんご」さんなど、個性的なメンバーが揃ってます。
コメディに関しては文句なしに楽しめたのであえてよけいなことは書きませんが、それだけでは終わらずおおかみさんとりょうしくんのじれったいけど微笑ましい恋愛っぷりとか、物語全体に漂うハートフルな雰囲気が心地よかったです。
これはまずい、さっさと積ん読から既刊を掘り出して追いつかなければ……(汗


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from F.Y.A.E./review ver. on 日曜, 2006/08/13 - 23:09

今月の電撃文庫はシリーズ物を2冊買っただけなので、作者お試しということで「オオカミさんと七人の仲間たち」も追加購入してみました。
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