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うおおお、燃える、これは燃えるっ！！

大規模オンラインＲＰＧの世界から抜け出すことができなくなった主人公立ちが、そこでの暮らしを余儀なくされ降りかかるトラブルを解決していくというのが基本系ですが、今回は風紀が悪くなり、さらに停滞していた街の雰囲気を変えるという壮大な計画をぶち上げたシロエ。
果たしてそんなことが可能なのか？　そしてその方法とは！？

先行してヒットしている、同じくオンラインＲＰＧの世界から抜け出せずそこでの暮らしを余儀なくされる電撃文庫の「ソードアート・オンライン」は、主人公のキリト無双状態。一部の提唱する「キリトさんまじぱねえっす」という言葉がシリーズを象徴してますが、とにかくキリトさんが正面突破で不可能を可能にしてすべて解決というコンセプト。爽快感は非常に高い！

これに対して、ログ・ホライズンでは搦め手、変化球が多いですね。
システムの穴というのか、隙間をついてきます。特に2巻の途方もないシロエの計画をどうやって実現するのかは読んでる途中興味津々だったんですが、解決編を読んで目から鱗がボロボロ落ちました。
なるほど、そういう発想はなかった。この種の発想の転換が度々出てきます。

見事なまでに対照的なシリーズなので、できれば両方とも読んでその違いを見比べていくとおもしろいですよ！

んで、まあそれはそれとして。
このシリーズ、シロエの恋愛的なことが出てこないのはやはり意図的なものなんですかねえ？　ちらちら名前が挙がる「彼女」とやらが鍵なのか？

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