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まおゆう魔王勇者3 聖鍵(せいけん)遠征軍

タイトル:まおゆう魔王勇者3 聖鍵(せいけん)遠征軍(小説:エンターブレイン)
作者  :とうのままれ:橙乃ままれ
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?

宿敵だったはずの魔王と勇者が手を取り合い、世界の変革を目指すというファンタジー。経済要素が強く入ってます。
もともとネット上の掲示板に、会話形式のみで連載していくという変化球を書籍化したもので、地の文が存在しないだけに最初は非常に読みづらく感じますが結局は慣れの問題ですね。3巻ともなると、もはや特に違和感なく読み進めている自分がここに。

3巻は、魔族には内乱発生、人間側にも中央と三ヶ国連合の間の亀裂は決定的なものとなり、戦争へとひた走っていくことに。

ファンタジーだと、戦争前の準備というのはしばしばすっ飛ばされるかいい加減に処理されることがほとんどですが、実際の戦いではほとんど戦争は戦う前には勝敗は決まっています。十分な物資と糧食を確保し、敵より多くの兵力を揃え、特別に優秀ではない普通の兵士が無理なくこなせる作戦を立て、相手より有利な位置に陣取り……。
そういった経済的な駆け引き、優秀な武器の確保といった地味だけど重要な要素がまおゆうシリーズでは大きく扱われます。なにより敵がバカじゃないところがいいですね。そうそう一方的に勝たせてはもらえない。

物語が緊迫度を増していいる関係で、勇者と魔王、女騎士のドキドキ三角関係はややページ少なめでしたが、やっぱりニヤニヤなしでは読めませんね!

まあ個人的に同好が気になるのはメイド姉なんですが……彼女はどこにたどり着こうとしているのか。相変わらず続きがひっじょーに気になる終わり方です。


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