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ギフテッドII

タイトル:ギフテッドII(小説:電撃文庫)
作者  :にまるしゅういち:二丸修一
絵師  :りょう@涼
デザイン:?
編集  :?

世界企業である天子峰は、幹部候補生を経歴や性別など一切を問わず、その実力だけで評価し登用。トップの七賢人もおなじ。
様々な理由から、そこにチャンスを求めて採用試験に挑戦し、天子峰への切符を勝ち取った主人公達奮闘を描きます。
ちなみに1巻は異能バトルとは一味違う緊張感が心地よく、赤枠オススメしてました。

で。
2巻で勝負の対象となるのは……選挙。
うーわー、こいつはまた地味もいいとこの題材を選んできましたね! まあそこがいいわけですが!

天子峰の幹部候補生となった弥助は、綾芽、エルとともにナバサ共和国の選挙に介入し、もっとも天子峰の利益に沿う候補者を勝たせることになる。金に汚い大富豪、潔癖で天子峰嫌いの将軍、大統領の息子で上から目線のジュニア。癖のある三人の候補から一人を選び、さらに天子峰の別の幹部にも勝利しなければならないのだが……。

なにせ選挙なので地味……かと思いきや、妙にアクション展開がありますよ?
むむ……個人的にはアクションや超人バトルは他の作品でいくらでも読めるので、このシリーズならではの心理的駆け引きや知能戦を期待したいところですが。また綾芽を筆頭に、主人公たちは今回失敗が多く、敵にしてやられたり未熟さを露呈したりしますが、そこはむしろ歓迎したいtころ。ただ、3巻への道筋を作ったというイメージが強く3巻の展開に期待かな。


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