名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

光炎のウィザード―再会は危機一髪

タイトル:光炎のウィザード―再会は危機一髪(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :きたみどり:喜多みどり
絵師  :宮城とおこ
デザイン:?
編集  :?

学園の魔術師見習いだけど、頭がスポンジというか言われたことが右から左に抜けていくので問題を次から次に起こす困った少女・リティーヤの奮闘記第二弾。師匠となったヤムセを右に左に振り回します。
基本的にはシリアスとコメディ半々くらい……のはずなんですが、リティーヤの暴走ぶりがやたらと頭に残ります。
本人の自覚しない秘密を背負っているからというのもありますが、どうにも巻き込まれ体質で、その上考えるより前に行動して、その結果事態を悪化させる素質があるので(笑)、よけいに話がややこしくなるという……。ビーンズですから、当然?逆ハーレム状態が基本なのですが、リティーヤのキャラが立ちまくっているのでそれが気に入れば、おすすめできます。珍獣オタクでネーミングセンス最悪とか、リティーヤさんを止められるものはいそうにないですよ?


この作品の名台詞

「春の時代は、来ますかね」
「さあな。来たとしてそれを見ることはおまえも私もないかもしれんが――
魔術によってその時代を引き寄せようともがくのが我々魔術師の仕事で、諦めるのは最後の三分で十分だ」

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from ある休日のティータイム on 月曜, 2007/03/12 - 23:30

光炎のウィザード―再会は危機一髪

作者: 喜多 みどり
出版社/メーカー: 角川書店
発売日: 2006/11/30
メディア: 文庫
光炎のウィザード―再会は危機一髪あーはははははは!!オススメ...