名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/12/20 - の記事

本日の名台詞

「いやー、わたし、ハムスターさんたちのことバカにしてました」
「わかってくれればいいっす」
「しかし、よく電球なんて作れましたね……齧歯類風情が」
「い、今、差別的なニュアンスを感じたっすけど!?」
「ああ、すみません。風情のわかる齧歯類さんですね、の間違いでした」
「なんだ、そうだったんですか。いやあ、それほどでも」
でも、
「……これを開発したのは、我々の一族でももっとも賢いハムスターっす。けど……」
「け、けど?」
「フクロウにおいしく食べられて死んだっす」
「おいしくいただかれちゃいましたか……」
完全にロストテクノロジーになっていました。電球。


タイトル:人類は衰退しました 2(小説:ガガガ文庫)
作者  :たなかろみお:田中ロミオ
絵師  :山崎透
デザイン:?
編集  :?
キャラ :わたし&ヤメタ (72 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

台詞からまったりとして、それでいてシュールな感覚を体感して頂ければ。

個体数が減る一方のハムスターさん達がなんと電球を開発していた……が、しかし。

人類は衰退しました 2

タイトル:人類は衰退しました 2(小説:ガガガ文庫)
作者  :たなかろみお:田中ロミオ
絵師  :山崎透
デザイン:?
編集  :?

タイトルのごとく、人類がゆるやかに衰退していき、今では地球の我が物顔で闊歩するのは”妖精さん”。
主人公のわたしは、国家公務員の”調停官”として人と妖精さんの仲を取り持つのが仕事……なんですが、うーんとまあ要するに。
太平お気楽で何考えてるかそれとも何も考えてないのか妖精さんとの癒し系コミュニケーションです。
この作品の特徴としては、基本的にゆるーい癒し系なのんびり感を漂わせつつも、時にシュールな展開をさりげなく放り込んであることでしょう。
ハムスター滅亡寸前とか、なにげにメスがいなくてもう滅亡確定とか、さらりと流れていくけれどただの癒し系にはこんな設定はあまり出てきませんからね。
ともあれ妖精さんワールドを心ゆくまでお楽しみください。

2007年12月 の新刊情報 MF文庫J

あの風呂敷広げまくりのモノケロスはいよいよクライマックスです。
あ、中二病ファンタジーの地を駆ける虹も続きが来ましたね。

きゅーきゅーキュート!6 野島けんじ
ねくろま3。 平坂読
ぷいぷい7! 夏緑
ゼロの使い魔 13 聖国の世界扉 ヤマグチノボル
モノケロスの魔杖は穿つ4 伊都工平
地を駆ける虹 II 七位連一
姫宮さんの中の人 (3) 秋空ミックスアップ 月見草平

ぷいぷい!7

タイトル:ぷいぷい!7(小説:MF文庫J)
作者  :なつみどり:夏緑
絵師  :なもり
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

姫宮さんの中の人 3 秋空ミックスアップ

タイトル: 姫宮さんの中の人 3 秋空ミックスアップ(小説:MF文庫J)
作者  :つきみそうへい:月見草平
絵師  :あいん:Ein
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)