名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/12/31 - の記事

2007年12月の傑作ライトノベルピックアップ

2007年12月発売のライトノベルの中から、個人的に特におもしろかったものをピックアップして紹介。(先月分はこちら
(公式発売日に準拠しますので、12月末に発売されたスニーカーやHJ等は翌月回しです)
単発&新作&マイナー優先。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。

  
暴風ガールズファイト2 / 時載りリンネ!2

“文学少女”と月花を孕く水妖

タイトル:“文学少女”と月花を孕く水妖(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

もはやすっかりおなじみになった、ご飯の代わりに本を食べる”文学少女”遠子先輩と、過去に深刻な心の傷を負った少年・心葉くんによるミステリ風味な物語。
毎回、過去の有名文学作品と作中の出来事がリンクしているのが最大の特徴で、ライトノベルをとっかかりにして文学作品に触れるという可能性も示したシリーズです。
シリーズ通して綺麗なだけでなく、悲恋などの切なさが漂っている部分があるのですがそれがイラストの雰囲気と見事に噛み合っているのも見逃せないところですね。