名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

輪環の魔導師 2 旅の終わりの森

タイトル:輪環の魔導師 2 旅の終わりの森(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :みどりふう:碧風羽
デザイン:?
編集  :?

魔導具を用いて魔法を利用するのが当たり前の世界で、ただ一人魔導具を使おうとするとすべて壊れてしまうという少年・セロ。
そんな彼の秘密が深く関わる王道なファンタジーです。
なんですが……今回の幼馴染みは嫉妬深いを通り越してヤンデレに片足突っ込んでいるような……。

渡瀬作品の特徴として、絶対幼馴染みが出てきます。そして当然ヒロイン役です。かなり重度の幼馴染みスト……ってそれはそれとして。
この幼馴染みのフィノがかなり重症で、一緒にいないと不安だからといって一緒のベッドで寝ようとしたり、片時も離れようとしなかったり、近づく年頃の女はすべて敵認定。かろうじて嫉妬深いで止まってますが、なんかの拍子に『中に誰もいませんよ』とか言い出しそうで実に怖いですええ(笑)。
こんなことばっかり書いてますが、もちろんファンタジーとしての基本はしっかり押えられているのでおもしろいですよ。


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