名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

葉桜が来た夏 3

タイトル:葉桜が来た夏 3(小説:電撃文庫)
作者  :なつみこうじ:夏海公司
絵師  :もりいしづき:森井しづき
デザイン:?
編集  :?

なんというツンデレ! いや、学(男)の方だけどね?
作品がはじまった当初は、葉桜こそツンデレだと思っていたんですが、とんでもない甘い読みでした。
学の方がよっぽど葉桜より感情を表に出さない癖に、葉桜のことがきになってしょうがないラブラブっぷりですよ?

というわけで、不幸なファーストコンタクトが引き金で死闘を繰り広げ、今は停戦して交流を続けている異星人・アポストリと人間。
ふたつの種族で行われる「共棲」と呼ばれる関係になった、人間の少年・学とアポストリの少女・葉桜のボーイミーツガールなSFです。
もーね、これは理屈じゃないね。このカップルが好きで好きでしょうがない!

あらすじとかはもうおいといて。
もーね、学がねとにかく素直じゃない。
学校行事にも参加したがらないし、憎まれ口ばっかり叩く。でも、葉桜の生足が見えそうになって、あわてて他の生徒から遠ざけたり、葉桜がほんとのことを教えてくれないとすねまくったり、そのくせ大事でしょうがないから自分の命まで張ってしまう。これをツンデレと言わずしてなんと呼ぶのか!
最近は、葉桜は喧嘩をするとは言っても好意を素直に表に出してくるから学の方が一枚上手でしたね。
なんかもうニヤニヤなしではこのカップルを眺められませんですええ。


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