名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ギブあっぷ!2

タイトル:ギブあっぷ!2(小説:HJ文庫)
作者  :うえすてつと:上栖綴人
絵師  :あいだなおみ:会田孝信
デザイン:?
編集  :?

あらすじの紹介は後回しにして……と。
公式の説明ではラブコメ、となってますが、個人的な印象ではラブ&シリアス:コメディの比率は8:2もしくは9:1で、コメディとしての要素は少なめです。その代わり?やたらエロい!

表現しにくいんですが……合法エロスとでも言うべきかな?
キスシーンひとつとってもやたら濃いし、看病中に蒸しタオルで身体を拭くシーンがあるんですが……「あれ? 俺もしかしてレーベル間違えて読んでない?」というくらいの勢いですよ!
カラー絵よりも、むしろ中の挿絵にグッと来ました。

さて、ストーリー。
高校入学初日に保健室に立ち寄った女顔の少年・未祐は、中に居合わせた保健部の少女・璃亜の着替えを偶然のぞいてしまったことから、脅迫され保健部を無理矢理手伝わされることに。最初は璃亜の暴君じみた性格もあって、いやいや手伝っていた未祐ですが、そのうちに保健部が悩み相談室のような機能を果たしていて、璃亜が真摯に相手の悩みを聞いていることがわかり、徐々に協力的に……てなお話。

未祐の想い人はちゃんと別にいる、とか未祐は人の辛い感情を察知する能力があって、それが極限まで達すると別人格?が目覚めて妙にかっこよくなってしまう、とかその辺の要素が物語に絡んできます。笑いをメインに求めようとすると、ちょっと物足りないかもしれませんが、ラブストーリー主体でしかもちょっとドキドキなシーンがるといいよね!と考える人にはぴたりです。いやあときめいた!


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