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はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)Ⅲ

タイトル:はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)Ⅲ(小説:HJ文庫)
作者  :うえすてつと:上栖綴人
絵師  :卵の黄身
デザイン:?
編集  :?

うろっとしている間に5巻まで刊行されてしまい、必死に追いつき中。

この作品を簡潔に表すなら、『エロエロで燃え燃え』
変換間違いじゃないですよ? エロだけど、燃えです。おもしろいことにストーリー展開は気になるし、女好きで悲しみの涙を流させないことを主義としている主人公は呼吸するかのようにエロ行為を働きますが、不思議と萌えに傾倒してはいないのです。あまりあざとさを感じないとでもいいますか。

というわけで、エロに耐性のない方にはさすがにおすすめできませんが(笑)、熱いストーリーを読みたい方にもおすすめのシリーズなのです。

さて、3巻ではアレイザードからの刺客として美兎を追ってきたフィルとの激突が!

いやー、力のインフレはどこまで行くんでしょう。既に相当なもんですが。
この物語の巧妙なところは、相手の悪辣さに暁月が怒って、力を爆発させてそれでするっと解決……とはなかなかならないところですね。落としどころが読めないので、最後まで緊張感を持ったまま物語を読むことが出来るのです。

エロの部分も別の意味でドキドキではありますけどね?
ついでに通勤電車で読んでると、さすがにこの挿絵を公共にオープンするのは躊躇われて、そこだけ飛ばして読んであとから戻る、という羽目になるのだけが唯一不便なところ(笑)。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2011/01/19 - 19:42

著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身 「関係ねえよ……無茶だとか、無茶じゃねえとか。無理だとか、無理じゃねえとかは」 「こいつはやるか、やらないか━━信じるか、信じないか……...