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ツァラトゥストラへの階段

タイトル:ツァラトゥストラへの階段(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

「扉の外」の話を、違う側面から書いたゲーム小説。前回いきなり投げっぱなしエンドかと思ったらそういうことか!!

今回は、どろどろした人間関係や、中二病的思考よりも圧倒的にゲーム小説としての側面が強く、また前作を知っていなくても特に読むことに支障はないためいため、「扉の外」を未読の人がこの物語から入ってみるのは大いにありです。
また、「扉の外」が気に入っっているのにまだ買ってない人はまさかいないとは思いますが、もしいたらこんな駄文を読んでいる暇があったらさっさと買ってきなさい。

ある時、福原は目を覚ますと手錠と鎖に繋がれた状態の自分を発見する。ひとつの部屋の中に11人の男女がすべて同じ状態で囚われている。
やがて脱出の鍵となりそうないくつかのものが発見されるが、それは難解な謎解きの必要なもので……。
多人数の思惑の絡み合う真理の駆け引きや、直面する謎、「パルス」なる謎の存在などなど、ゲーム的な要素がいっぱい詰まってます。
ネタバレを避けるためにあえてこれ以上は書きませんが、おもしろかった!!
後は、現在投げっぱなしになっている「扉の外」を含め、きっちりと結末まで辿り着いてくれますように。


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from monumenta librorum on 日曜, 2007/11/25 - 00:34

あらすじを見ると、ありがちな能力バトル物に見えるのだが、実態は、『扉の外』と同じように、ゲームがテーマの話になっている。『扉の外』との違いは、閉じ込められて、ゲームを...

from 繝ゥ繝弱 on 月曜, 2007/11/12 - 04:38

from ただ、それじゃ終われないでしょ! on 日曜, 2007/11/11 - 20:45

「押し倒して欲しいのか?」 「やってみなさいよ」 「何それ。まさか隠しナイフ?」 「携帯スタンガンよ。スイッチを入れると針が伸びて、そこからコンデンサーで蓄電した電流が流...