名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

火目の巫女 (巻ノ2)

タイトル:火目の巫女 (巻ノ2)(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :かわぎしけいたろう
デザイン:?
編集  :?

1巻では救いの欠片もない鬱展開でしたが、だからこそ言います。
「こんな鬱展開はもうだめだ!」と思った方こそ特に2巻は読むべきである、と。

1巻はなんかもうとにかくこれでもかこれでもかというくらい救いがなくて、鬱系の話が苦手な人には辛い展開だったと思います。
が、2巻でも一部きっつい展開もなくはないですが、いろいろ救いのある話になっていてかなり読んでて安心感がありますね(笑)

ライトノベルで和風の話って割と苦戦するイメージがあるので(違ってたらごめんなさい)、ぜひ頑張ってもらいたいところです。剣ではなく、弓最強なところも気に入ってます。
特に不射の射とでも言うべき『鳴箭』を撃つシーンは必見かと。


この作品の名台詞

「伊月が見えるか? 茜殿」
「伊月が――全て終えて、無事に笑っているのを思い浮かべられるか?」

→解説


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