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Le;0―灰とリヴァイアサン

タイトル:Le;0―灰とリヴァイアサン(小説:一迅社文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :ちゃあ:CH@R
デザイン:?
編集  :?

吸血鬼アクションですが、これはおもしろかった!
こういうパターンの吸血鬼ははじめて見ましたね。

地殻変動によって陸がバラバラになり、さらに巨大な海獣・リヴァイアサンによって人の命が脅かされるようになった日本が舞台。そんなリヴァイアサンに、人から変種として現れたヴァンパイアが対抗します。

なんといってもおもしろいのはリヴァイアサンと戦うヴァンパイアですね。
日中、平気で戦ってるから日の光は平気なのかと思いきや……いきなり戦い終わったら灰になっちゃうし!
えええええ……と思ったら、灰をまるごと回収すると一定期間で復活するので交代制で戦うという。
これで完全にこの作品のペースに持っていかれてあとは一気に盛り上がったまま最後まで。

水着で戦う吸血鬼ってのもまたいいですねえ。
ヴィジュアルが意外と重要な要素になるラノベには実に映えるといえます。
後のもろもろのストーリーについては読んでのお楽しみで。イラストとか全部コミコミでかなり気に入ってしまいました。なるべく早く続編カモン!


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