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Le;0 2―灰とリヴァイアサン

タイトル:Le;0 2―灰とリヴァイアサン(小説:一迅社文庫)
作者  :むつづかあきら:六塚光
絵師  :ちゃあ:CH@R
デザイン:?
編集  :?

吸血鬼アクションですが、設定がちょいとおもしろいです。
巨大な怪獣・リヴァイアサンによって人類は危機に陥っている世界。
人類の変種・ヴァンパイアの力を借りてリヴァイアサンを撃退し、その代わりにヴァンパイアは人の血を吸う、そんな共生関係を築いてます。

とまあ、そんな理屈は置いといて……
ヴァンパイアが太陽を避けるために傘刺して水着になって戦ったり、太陽のもとで灰になっても7日立つと復活するんですがその途上チビ人形になったりというちょっとしたところがツボるのです。
あと作者の人の特徴として、妙なセンスのギャグをしれっと入れてくるので要注意(笑)

日本諸島を束ねる「連合」の盟主・禁宮島家の強引なやり方に反発し、出奔した椚顕九郎。
彼らの差し向けた刺客をはねのけたことで、信頼を得て、「連合」の参加から独立した「同盟」を設立しその中心的存在となっていた。
しかし、「連合」が彼らを野放しにしておくはずもなく、禁宮島家から新たな刺客が送られてくる……。

まあ内容については相変わらずで、アクション自体はけっこうガチにかっこいいんですが、時折「ゴスロリ忍法」とかわけのわからない胡散臭いものを平気で入れてくるので油断は禁物。いや、このセンス大好きなんですけどね?


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