名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

スクランブル・ウィザード6

タイトル:スクランブル・ウィザード6(小説:HJ文庫)
作者  :すえばしけん
絵師  :かぼちゃ
デザイン:?
編集  :?

「ディスペル」を駆使してDランクながら戦いの最前線に立っている魔法士だが、現場でのミスから懲罰人事としてしばらく魔法士養成校の教師として赴任することになり、赴任先の養成校で魔法士として素晴らしい潜在能力を持った少女・月子(小学生)と出会う。

そんな出だしから始まる現代魔法ファンタジー。

細かいところはさておき、物語の肝は十郎(社会人)と月子(小学生)のラブの行方にあることは間違いないのですが……うわ、またすごいところで引きだよ!

以下、物語とは関係あるようなないようなことを。
スクランブルウィザードは、もう完全にラノベ三大ロリ小説「円環少女」「SHI-NO」「紅」に加えて、4大として扱うべきところかもしれません。
なんせ活躍具合が半端じゃない! 汚い世界に身を置いてるわけではないので、暗殺技術とかそういったスキルこそないものの、単なる潜在能力だけで言えば物語最強かもしれないくらいのレベル! だけど、なにせそこは小学生の悲しさ、腹黒祖父に政治の重要なコマとして扱われる不憫さ。持ち前の先生大好きパワーと、生来の純真さ、そして十郎と接したことによって猫っかぶりから一皮むけ脱皮した快活さもゲット。

もう向かうところ敵なしのロリか!?と思われたわけですが……作者は鬼でした>むろん褒め言葉として
俺らの月子になんつーことすんだ! がんばれ月子、負けるな月子!


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