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もともとこのシリーズ、限りなくブラックな企業で奮戦する新人SEというテーマだったわけですが……

今回はもう露骨にやばいです。真っ黒。
大手企業が零細に押し付けるどうしようもなく劣悪な条件での客先常駐！
自分はIT絡みの知識はほとんどありませんが、今回のは一会社員として他人事ではないレベルでドキドキしましたよ！

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入間人間の新シリーズ。群像劇です。

六丁の拳銃をめぐり、六人の運命が交錯する物語。
おもしろかったですが、完全に次巻に続く状態で終わるのでそこだけご注意ください。
あともう一つ。今回、名古屋が大々的に舞台になってますよ！

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簡易更新モード。

どこが劣等生なんだというツッコミはもうしなくていいですかそうですか。
ところで、誰がどう見てももうあの兄妹、つまり言わずとしれた達也と深雪のことですが、禁断の近親ラブ以外の何物でもないと思いますがいかがなものか。いや、もう行くとこまでいけばいいと思いますけどね！

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すいません、ここんとこ突発性紹介文が書けなくなる病を患っているので、簡易更新で。

キャラ同士の騙し合いが面白い話。
とにかくどいつもこいつも一癖も二癖もある連中ばかりで、なんと一番まともなのが不良キャラという始末。
愛すべき根性曲がりが好きな人におすすめしたいシリーズですね、いやほんとに『いい性格』してますから！

1巻では異能発動に重点がおかれていましたが、今回はゲームに対して比重がかかってます。

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やばいくらいに真っ黒け。救いがないよ、救いが！ だがそれがいい。

願いを叶える『箱』。
所有者の願いを叶えてくれるが、ただし所有者が想ったことは"望まないことまで全て"叶えてしまうという歪んだ箱。
この箱に関わったことで、苦労を背負い混んだ少女マリアと、マリアを好きになった少年一輝を中心にして回る、ミステリ風暗黒系ストーリー。人の心の負の部分を徹底的にむき出しにするやばさが極まって逆に心地よいのです。まあ、既刊の紹介を参照してもらうとわかりますが、一輝とマリアの絆を見る恋愛ストーリーとしても上質なんです、が。

今回は……読んでて辛すぎる！ マリア成分が、マリア成分が足りない！

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新章突入後、いきなりSFちっくな怒涛の説明の羅列があってぽかーんとしていた前巻。
今度の巻は、その伏線の回収回ということで、これまたSAOらしからぬリアルワールドでの種明かしが続きます。

とはいえ、今回もちゃんとキリトさんぱねえっすな展開は健在ですね！

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これはまた思い切り実験作品な……
感覚としては星新一のショート・ショートに近いものがあるかも。
ラノベっぽく萌えなど装備してゆるめではありますが、ブラックユーモアはいってます。

ただ、短編集はあくまで前半で、その短編全体を前振りとして後半のストーリーにつながっていきます。
後半もちょっとブラック入ってる感じですかね。
全体を通して評価するなら変化球大好きな方におすすめですが、前半の短編集だけでも十二分に一読の価値があると思いますよ！

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ラノベで『錬金術師』という職業にはそれこそ星の数ほどもお目にかかってきましたが、こういうまっとうな？錬金術師にお目にかかるのはごく稀で、ましてそれが主人公なのははじめてかもしれません。
その世界観とともに、これぞ支倉凍砂にしか書けない物語です間違いないなく。

最初は、中世における錬金術のありように目を奪われ、そして終盤での読者をあっと言わせる展開、斜に構えつつも自分としっかり向き合っている主人公などなど全編見所。文句なしに赤枠オススメさせていただきます！

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アイドル学科が併設される学園で、アイドルを守るという理由から厳罰、圧政を敷く生徒会にただ一人反旗を翻す少女と、彼女に目をつけられて地下活動を手伝うことになってしまった少年の学園青春革命ラブコメ。

うん、実におもしろかったですね！ 黒枠オススメで。

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ノーマークだったんですが、とんだ伏兵でした。
ややファンタジー要素のある戦記もので、アウトローで性格のひん曲がった主人公が魅力ですよ！！

一見怠け者、しかしその実態は並外れた天才、その上ひねくれ者で年増好き、ああもうなんて愛すべき主人公。
好みがどストライク！　赤枠おすすめ。

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「まったく小学生は最高だぜ！」が再び。

溢れ出る小学生愛をバスケットボールで覆い隠した人気シリーズロリ……もとい「ロウきゅーぶ！」でおなじみ、蒼山サグの新作。
今度は小学生によるロックバンドです！
実際読んでみると実にあざとい内容ですが（褒め言葉です）、立て続けにラノベにはいろいろハードルの高い、スポーツ、そして音楽という内容を見事に敷居を低く誰にでも楽しめる形に落とし込んでくるその腕はさすがですね。
というわけでおすすめ。
まあ辛い世の中、すべてがうまくいくファンタジーがあってもいい。

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独立したひとつの作品としてお楽しみいただけます。
二次元を愛する中でも、ごく一部の同志諸君は胸を押さえたり、正視できずに床をのたうちまわったりしそうですが、間違いなくいい青春模様ですよ！
（まあ竹ゆゆに興味を持つ人は、もうとっくに他にも手を出してそうですが……）

三次元に絶望して二次元に逃避、脳内嫁と対話する男『二次元くん』。
ゴールデンタイムに登場する万里の友人が主役の外伝の登場です。

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異世界で敵対関係にあった魔王と勇者が、この世界に飛ばされて帰れなくなり庶民的な暮らしを営む、というややコメディちっくな現代ファンタジー。要所要所は締めつつ、実に庶民感覚あふれる描写の数々がみどころ。

今回は、魔王城にもとうとう地デジ化する日がやってきた！？

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タイトルで想像はつくでしょうが、いわゆるバカ小説＋シチュエーションコメディです。

作中では「おっぱい」という単語自体は連呼されるのですがそこがクローズアップされることはほぼなく、無駄に筋肉に関する薀蓄が豊富。また、少なくとも今のところはラブコメという方向性でもなさそうです。
内容としては猿神退治。どっちかというとその他の部分のほうがおもしろい気がしますけど、まあこれはこれで！

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最終巻にふさわしく、圧倒されました（もちろんホラー的に）
他の作者には決して真似のできないこの物語の終幕、実に感慨深いですね。

眠り続ける神の悪夢のかけらが、人間の世界に浮かび上がり「泡禍」という形で害をなし、その悪夢に遭いながらも生き延びている人間が互助会組織を作り、「泡禍」を解決していく物語。

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第18回電撃小説大賞最終選考作。

アジアの小国チェンライで巻き起こる群像劇。
人外たちがそれぞれ自分の目的のために動き、それが錯綜していきます。

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世界企業である天子峰は、幹部候補生を経歴や性別など一切を問わず、その実力だけで評価し登用。トップの七賢人もおなじ。
様々な理由から、そこにチャンスを求めて採用試験に挑戦し、天子峰への切符を勝ち取った主人公達奮闘を描きます。
ちなみに1巻は異能バトルとは一味違う緊張感が心地よく、赤枠オススメしてました。

で。
2巻で勝負の対象となるのは……選挙。
うーわー、こいつはまた地味もいいとこの題材を選んできましたね！ まあそこがいいわけですが！

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まずはじめに。
この作品は単体できちんと楽しめる作品ですが、共に音楽という題材を扱っていてテーマとしてもかぶる部分があるので、作者の完結作品である 「さよならピアノソナタ」を読んだ方がよりおもしろく読めます。もし未読の方がいたら、これを読み終わって「おもしろかった！」と思った後でも構わないので目を通されることをオススメします。

で。設定がかっとばしてます。
もしできるなら、音楽がらみの話というくらいで余計な前知識はいれず読んだ方がおもしろいかもしれません。自分は一切事前知識なしに読んだので、唖然としつつ楽しみましたよ！

では以降、序盤の紹介するので目を通すかどうかは各自ご判断を。

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タイトル通り、脱出もの。

校内の「極限ゲームサークル」主催のイベントで無人島に高100人の男女が集められ、表向きレクリエーションとして開催されたゲームだがその本質は実は？

はい、もう今更言うまでもないとは思いますが一応。
作者が作者だけに、みんなで最後まで協力し合って脱出を目指そう！……という仲良しこよしの話ではありません当然ながら。
これだよ、これでこそ土橋作品ですよ！　もちろんおすすめです。

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一応大枠でくくると魔王ものと言えなくもないですが……設定がおもしろいのが特徴です。
＜個性者＞と言われる魔王、勇者などは普段一般人を個別の存在として知覚できないが（いないのと一緒！　話しかけても気づいてもらえない）、主人公は個体識別されて会話とかもできるんだよ！ 特別扱いだよ！ とまあそんな感じ。

前巻で出てきたロボットの個性者で不登校中の少女が鍵。