名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レーベル別

07/03/27 - の記事

トップをねらえ!NeXT GENERATION 上

タイトル:トップをねらえ!NeXT GENERATION 上(コミック:メディアワークス)
作者  :そうまりゅうや:そうま竜也
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

その昔、コンプティークに連載していてでもとうとうコミックにはならなかった、「トップをねらえ!」でノリコたちトップ部隊が銀河中心へ旅立ってから数百年後の世界の話。なにより未完だったはずなので、それに決着がつくだけでもめでたいことです。

トップをねらえ!NeXT GENERATION 下

タイトル:トップをねらえ!NeXT GENERATION 下(コミック:メディアワークス)
作者  :そうまりゅうや:そうま竜也
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

その昔、コンプティークに連載していてでもとうとうコミックにはならなかった、「トップをねらえ!」でノリコたちトップ部隊が銀河中心へ旅立ってから数百年後の世界の話。なにより未完だったはずなので、それに決着がつくだけでもめでたいことです。

07/03/25 - の記事

アリフレロ―キス・神話・Good by

タイトル:アリフレロ―キス・神話・Good by(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :なかむらくろう:中村九郎
絵師  :むらたたいち
デザイン:?
編集  :?

「黒白キューピッド」「ロクメンダイス、」と、あまりにも個性的すぎる作品を世に送り出した中村九郎作品に新たな一ページが。
はじめにいっておきますが、あいかわらずすごい勢いでかっとばしてます。”数ページ試しに読んでみる”などという消極的な姿勢だと、速攻で挫折する可能性がありますので、きっちりと確保した上で気合いを入れて読みましょう。
はっきりいって1度や2度読んだくらいでは、物語の構造やキャラクターの関係をまともに把握することは困難です。(実は私もよくわかってません)
そのため、わかりやすい作品を読みたい方は手を出さないほうが賢明です。100%大火傷しますから。
しかしありふれた王道・定型のライトノベルには物足りないものを感じている方、とにかくなんでもいいから変わったものを読みたい方は必読。意味不明ながらも、強烈な印象を残してくれることでしょう。
個人的には強烈におすすめ。一読の価値はあります。ただし、どういう感想になっても責任はとらんのでそのつもりで。

07/03/24 - の記事

パラケルスの娘 6

タイトル:パラケルスの娘 6(小説:MF文庫J)
作者  :ごだいゆう:五代ゆう
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

19世紀のロンドン。
跡継ぎとして才能がなかったということで、名目は修行であるものの半ば排斥されるに近い形でロンドンの錬金術師の元に送られた跡部家の長男・遼太郎。
その錬金術師・クリスティーナは能力はすごいものを持っているけれど、とにかく変わっていて、遼太郎は修行などどこへやら従僕として掃除洗濯などにこきつかわれるこに……。
さすがベテラン、筆力のあるそして適度に笑いもあるファンタジーです。偏った作風ではないので、だれにでもおすすめできる良作。
今回は短編集です。

ネクラ少女は黒魔法で恋をする4

タイトル:ネクラ少女は黒魔法で恋をする4(小説:MF文庫J)
作者  :くまがいまさと:熊谷雅人
絵師  :えれっと
デザイン:?
編集  :?

タイトルそのまま、黒魔法に傾倒したオカルト少女がネクラ少女が、本当に黒魔法に関わる出来事に関わったのをきっかけに少しずつ変わっていくお話。
今回は短編集です。
そういやライトノベルにおける短編集って、作品の人気のバロメーターとして機能するような気がしてきました。たぶん、短編集があるかないかでデータをまとめてみるとおもしろいこともわかってくるかも……ってすいません脱線しました。やってはみたいけど、今そんな暇なないし(汗
一人称での心情描写やちょっとした表現が相変わらず冴えてます。

新本格魔法少女りすか3

タイトル:新本格魔法少女りすか3(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :西村キヌ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/03/23 - の記事

銀月のソルトレージュ 2

タイトル:銀月のソルトレージュ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かれのあきら:枯野瑛
絵師  :得能正太郎
デザイン:?
編集  :?

力のある魔法書にそれ自身の意思が宿り、焼き捨てられることを拒否して人に憑依、かくて憑依された人物は不死者となって強大な魔法を行使する……大枠の設定はこんな感じで、その大事に主人公がいつしか巻き込まれていくファンタジーです。
今月いくつか富士見ファンタジアから出ているファンタジーを読んだわけですが……
個人的にはこのシリーズ(といっても2巻ですが)、一番おもしろいですね。物語も意外性があるし、ただ意外性だけというわけでもない。
主人公のリュカはかなり大変なことになってますが……
これ、いったいどうなっちゃうんでしょうね(汗
これ以上のサプライズはもうないはず、と思いつつまだなんかいろいろ騙されているような気がするあたり、それだけ作品に惹きつける力があります。

フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ

タイトル:フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :四季童子
デザイン:?
編集  :?

もはや説明不要なロボットアクション。
ミスリルの傭兵で、育った環境のせいもありひたすら無骨で気がきかないけれど腕は確かな少年・相良宗介と、宗介の護衛相手で勝気な少女・千鳥かなめのボーイミーツがールな物語。
さすがにこの巻で既刊は19巻を数えるので、今から新たにシリーズに手を出すのは厳しいかも知れませんが、それだけの価値があるシリーズなのは保証します。この人気は伊達じゃないのです。

07/03/22 - の記事

000のエレナ

タイトル:000のエレナ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :くさかひろふみ:日下弘文
絵師  :克優希
デザイン:?
編集  :?

ヒロインのあまりの健気さに泣いた。
正直ストーリーのどうこうよりも、それがものすごく印象に残ります。
思いっきり物語としては続編前提で、(売れれば)長く続きそうな気配もありますが
ひどい扱いを怒るでもなくそんな相手の幸せを願ってやり、夕陽をみて目を輝かせる。
そんな彼女のひたむきさに惚れたのでおすすめ(笑)

07/03/21 - の記事

ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者

タイトル:ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

目立たないことを信条として日々を暮らしていた高校生の少年・騎士(ナイト)。だが、ある日街角で行われている魔術師同士の戦闘を目にしたことから、非日常へと関わることに。危うく殺されるところを魔術士の少女・ヨルに助けられ、そして魔術師同士が最強を座を勝ち取るために争う《魔宴》の存在を知ることに……。
ストーリーそのものはオーソドックスな現代ファンタジーですが、面白く読めました。そもそもイラストの段階で割と敗北していたわけですが(笑)

2007年3月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

さて、今月の注目するべき新刊ですが……知る人ぞ知るあの人・中村九郎が帰ってきたーっ!!
というわけで、「アリフレロ キス・神話・Good by」に注目です。
「フレイアになりたい」も完結編が登場。よくぞイラストを勝ち取ってきましたね(爆)

テイルズ オブ ザ テンペスト 輝きの章 金月龍之介
円卓生徒会2 本田透
魂振の練習曲 北沢大輔
フレイアになりたい2 ハーデスが泣いている 岡崎裕信
アリフレロ 

07/03/20 - の記事

2007年3月 の新刊情報 MF文庫J

今回は続編ものばかりですが、あえて一冊だけ上げるなら「パラケルススの娘」は、今回かなり嬉しい?事態になっているようで……

神様のおきにいり4 ねこまたの巻 内山靖二郎
けんぷファー (3) 築地俊彦
サクラ上等。 三浦勇雄
ネクラ少女は黒魔法で恋をする4 熊谷雅人
パラケルススの娘6 薔薇と小鳥たちの輪舞曲 五代ゆう

07/03/19 - の記事

神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック(小説:GA文庫)
作者  :おおさこじゅんいち:大迫純一
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

完全にポリフォニカシリーズの中でミステリ担当という位置づけになっているポリ黒。
今回は新キャラが出てきます。どうやら今後のストーリーにも関わってきそうな感じですが……。
マナガはあのなりでもマティアのこととなると、てんで耐性がないのが判明して微笑ましいことですええ本当に。

同一世界観でストーリーが展開していながら、全く違う作風を楽しめるのがシェアードワールドの強みですね。ライトノベルでは、こういった大々的なシェアードワールド展開が今までなかったのですが(ソードワールドは立ち位置が特殊なためあえて除外して考えています)、ポリフォニカシリーズの成功をきっかけにして、今後同様のシステムで追随してくるものが出てくるかもしれないとその辺も楽しみにしています。

ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー

タイトル:ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :あらいてる:新井輝
絵師  :さっち
デザイン:?
編集  :?

すっかり読むのが遅くなってしまいましたが……相変わらずいい雰囲気なROOMの短編集です。
さて、とりあえずシリーズそのものの紹介をしておくことにしましょう。
よくこのシリーズは「えっちである」ことが引き合いに出されますが、その実体は同じくえろえろで知られる「かのこん」とは、かなり異なります。

神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版(ゲーム:ocelot)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

『神曲奏界ポリフォニカ1&2話BOXエディション』の続編かつ完結編。
初回特典は榊一郎氏による書下ろし短編小説やポリフォニカ大辞典などを収録した小冊子を同梱。

神曲奏界ポリフォニカ 特典 特製ブックレット付き

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ 特典 特製ブックレット付き(ゲーム:PROTOTYPE)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

アニメ化を機に、PC版を買わねば買わねばとずっと思っていたところ、PS2版が発売されるのを今さら知りました(汗
フルボイス。PC版の『神曲奏界ポリフォニカ 1&2話BOXエディション』と内容は一緒のようですが、この辺はお好み次第?
私はせっかくだから小冊子目当てでこっちを購入してみます(笑)

参考:プロトタイプのポリフォニカ紹介ページ

07/03/18 - の記事

廃墟ホテルへようこそ。

タイトル:廃墟ホテルへようこそ。(小説:GA文庫)
作者  :まつどのりお:松殿理央
絵師  :がんぽん
デザイン:?
編集  :?

天然なのに小悪魔的な少女きゃろるの「人外癒し」コメディです。
ちょっとばかしわかりにくいですが、癒し系の物語と言うより、癒すという行為そのものがコメディになっているのでその辺ご注意ください。

07/03/17 - の記事

2007年3月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

なんといっても注目はフルメタの新刊でしょう。銀月のソルトレージュの2巻や、新作も登場しているのでこれも気になるところ。

000のエレナ 日下弘文
フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ 賀東招二
ぼくと彼女に降る夜 ナイトサクセサー~夜を継ぐ者 八街歩
とりあえず伝説の勇者の伝説 (10) 気力のダウンロード 鏡貴也
銀月のソルトレージュ2 金狼の住処 枯野瑛
風の聖痕 Ignition 3 煉くんの受難 山門敬弘
烙印よ、絆を宿せ

07/03/16 - の記事

メイド刑事4

タイトル:メイド刑事4(小説:GA文庫)
作者  :はやみゆうじ:早見裕司
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

スケバン刑事(TV版)そのままのノリが展開されるメイドアクション。
もとレディースの総長から更正して、今は警察庁長官の邸でメイドをしている少女。任務の時にだけ、特命で警視監の身分を拝命し、雇われメイドとして敵地に潜入して決定的な証拠を掴むのです。そして愛用の武器は超合金製のクイックルワイパー!
とまあこのように実に趣味的極まりないお話です。いつも毎回物語の最後は、中森明菜の曲を聴いていたりとか狙いまくりです。
4巻は、3巻の展開がわりとフラストレーションの溜まる終わり方だったので、その反撃編といったところですね。

07/03/15 - の記事

星界の断章 2

タイトル:星界の断章 2(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :もりおかひろゆき:森岡浩之
絵師  :赤井孝美
デザイン:?
編集  :?

”アーヴによる人類帝国”の国家のあれこれを、アーヴの皇女・ラフィールと、数奇な運命の末に巡り会った少年・ジントを中心としながら描く壮大なSFストーリー。
今までに見せ場のあった主な人物の多くにスポットが当てられた短編12篇を収録した短編集です。
……書き下ろしは一個しかないけど、でもおもしろいですやりきれないことに(苦笑

アダルシャンの花嫁 ユスティニアの花束

タイトル:アダルシャンの花嫁 ユスティニアの花束(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :あめかわめぐみ:雨川恵
絵師  :桃季さえ
デザイン:?
編集  :?

新興国家であるアダルシャン。王弟のアレクシードが戦争の天才であるために、周辺で最大の国家・カストリア皇国とも互角に渡り合っている。そのアダルシャンを牽制するために、アレクシードのもとへ政略結婚でカストリアから姫さまが差し出されてきた。その御歳……わずかに10歳。幼いながらも聡明で勝ち気な姫君・ユスティニアに周囲は振り回されることに……。
えーと、王弟と王の微妙な関係とか、出生の謎とか、もろもろ秘密はあるんですがそれよりなによりも。
ユスティニアかわいいよユスティニアということで(笑)

07/03/14 - の記事

天空のアルカミレス 4

タイトル:天空のアルカミレス 4(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

人類の敵にして圧倒的な強さを持つ組織・テリオンと、変身することでテリオンに対抗する能力を持って戦い続けるアルカミレスの闘争を描いた現代ファンタジ……というよりも、この作者の場合、
つねにすばらしい幼馴染みを描写する物語、と認識するべきかもしれません。
あまりベタ甘な表現が出ることはないんですが、ビターチョコの味わいというかちょっとほろ苦い、そしてお互いに意識はしていてもそれこそ手を握ることもなかなか出来ないようなもどかしい距離感を描かせたらほんとに天下一品ですね。

レジンキャストミルク 6

タイトル:レジンキャストミルク 6(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

現代ファンタジーなバトルもの。
物語が佳境に入るための手続きというか、今までのほのぼの&ダーク路線よりも、明らかにダーク一辺倒に寄ってますねー。特にこの巻はとある秘密が明らかになるために、相当に重たい展開になっているのですが……それよりなにより。
すいません、一瞬表紙絵が佐伯ネア先生だとはわかりませんでした。アンタ誰(笑)

リリアとトレイズ 5

タイトル:リリアとトレイズ 5(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

「アリソン」で主役を張ったアリソンとヴィルの娘・リリアと、これまた二人とは因縁あさからぬロクシェの(一応)王子様なトレイズの恋愛模様&アクション。もっともトレイズはともかく、リリアには恋を自覚してるとは到底思えないけど、あまりにもトレイズが気の毒だから恋愛模様ということにしておいてください(笑)
アクションはありますがやたら仰々しいバトルではなく、極端な萌えが転がっているわけでもなく、それでも気がつけば一気に読み進めている事に気がつきます。ちょっとした言い回しなどかゆいところに手が届く、人を選ばないおもしろさがあります。

二四〇九階の彼女 2

タイトル:二四〇九階の彼女 2(小説:電撃文庫)
作者  :にしむらゆう:西村悠
絵師  :高階@聖人
デザイン:?
編集  :?

違う「塔」で話した彼女に逢うために、塔をひたすら降りていく旅を続ける少年と、相棒の人生生命のカエルの1人と一匹?の旅路を描いたロードノベル。
彼女に逢うという明確な目的意識はありますが、「キノの旅」でキノが訪れる先の国々が全く違う法律で動いているように、塔の各階を管理する神の代行機械・アンドロポシュカによって、まるで違う世界が広がっている、そんな世界を巡る物語になってます。そして各階に住む人は、ごく一部を除いて自分の住む世界の外に違う世界があるなんて知らない。
さて、以下はもろネタバレなんで読み終えた人か、もしくは完全にネタバレを気にしない人だけ進んでください。

2007年3月 の新刊情報 GA文庫

とうとう「廃墟ホテルへようこそ。」が出るようです。いやーもうでないものだとばっかり……

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 田中桂
デモンズサモナー4 浄闇の印章 中里融司
廃墟ホテルへようこそ。 松殿理央
かむなぎ 弐 ―憂しときは射千玉の夜― 沖垣淳
メイド刑事4 早見裕司
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック 大迫純一

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女

タイトル:アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(小説:GA文庫)
作者  :たなかけい:田中桂
絵師  :凪良
デザイン:?
編集  :?

ゲームは遊んだこともないし、今後も遊ぶ予定ないですがタイトルはアレな事情で有名なので知ってます(笑)。せっかくだから読んでみようかな、と。(まだ読んでないです)

かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜

タイトル:かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜(小説:GA文庫)
作者  :おきがきじゅん:沖垣淳
絵師  :睦月ムンク
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/03/13 - の記事

シゴフミ 2―Stories of Last Letter

タイトル:シゴフミ 2―Stories of Last Letter(小説:電撃文庫)
作者  :あまみやりょう:雨宮諒
絵師  :ボコ
デザイン:?
編集  :?

死者が生前にやり残したさまざまな想いを手紙として、まだ生きている者に届け、その想いを伝え成就させるという「シゴフミ」の配達人の少女の仕事を綴ります。
どちらかというと配達人の少女は見届け役に回ることが多く、毎回異なる舞台と人物が主役になるのですが、なにせ生前やり残した想いというのがテーマだけに、切なかったりしょっぱい後味のエピソードになることも多いのが特徴。
例えば2巻だと、他人の恋路を応援して成就させるのが日常になっている少女が、自分の恋とかち合った時にどうするか、なんてことがさらにシゴフミと関わってきたりします。

疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女

タイトル:疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女(小説:ファミ通文庫)
作者  :ふかみまこと:深見真
絵師  :うなじ
デザイン:?
編集  :?

現代ファンタジー……とは言っても、そのエッセンスはガンアクションと何だか独特のテンポの文体と会話。
架空のSFっぽい武器で、伝奇系作品によく見られるバトルを普通に繰り広げているはずがなんでこんな独自色になってしまうのやら不思議ですが、少し立ち読みしてみて文体とかテンポが肌に合うか合わないかで判断してもらうのが一番かもしれません。作者のカラーが完全に確立されてます。

うーん、このカラーどう説明したものか……。
いいサンプルを思い出しました。武器でスペシャル・ショットという特殊効果を持った必殺技みたいなものを撃ちあう場面があるんですが、サイ・サブミッション(魂の関節技)などという謎の技が出てきます! なぜにサブミッション? や、こういうセンスが好きなんですがまあそういうことですええ。