名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/12/29 - の記事

戦闘城塞マスラヲ Vol.3

タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.3(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

引きこもり青年は、最凶の電子精霊(ウイルスとも言う)ウィル子と共に聖魔杯を制することができるか!?
とにかくなんでもありというか、非常にフリーダムな雰囲気で送る一大アクションです。詳細は1,2巻の紹介を参照。
3巻においても、ネタ、シリアス共に暴走していて今回はあれとかあれが、元ネタになってまして思わず爆笑。
あえてネタについては触れませんが、期待は違えないことでしょう!

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと秘密の鏡

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと秘密の鏡(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

「その仕立屋のドレスを着ると恋が叶う」と評判の仕立屋・薔薇色の女主人クリスと、貴族の青年シャーロックの身分違いの恋の行方を描く物語。
最近の少女小説の主流となる、活発な少女が周りを振り回すタイプからは対極の物語で、クリスは非常に繊細で常に控え目、着るものも地味で仕立屋にいれば、たいてい相棒である売り子のパメラの方が仕立てをしていると勘違いをされるような状態。
でも、そんなクリスだからこそドレスを作る相手の心を推し量り、もっともぴったりするドレスを作ることができるのです……
巻数はいつの間にか10巻を数えていますが、たぶんさくっと読めますので落ち着いた作風でヴィクトリアンな空気を楽しみたい方にはぜひともおすすめしたいシリーズです。
恋のドレスとつぼみの淑女が、シリーズ1巻になりますのでぜひお試しを。数巻一度に読むとなおよし!