名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/03/02 - の記事

本日の名台詞

「お前は飛べないんだ、そう認めてしまえば楽だぞ」
それだけは冗談でも言ってはだめ。
「いいかげんにしろ、我が前に屈服したとて恥ではない。俺のほうがすべてにおいて上だと決まっているのだから」
「いやかましい、人の心を折らなきゃ守れない名誉なんか犬も食わんわ!」


タイトル:竜と箒とひかりの彼方(小説:ファミ通文庫)
作者  :とみながひろし:富永浩史
絵師  :晴瀬ひろき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ウィゲン&エリーナ・ウェベジーナ (260 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ファンタジーだけど学園もの。青春、というよりは仲間と協力して何かを成し遂げるという感覚が適当かなと思いますが、ゆるめの文体に見えて意外と熱かったりします。話に入り込めるかどうか個人差はあるかもしれないけれど、自分は好き。

さてさて台詞解説。
細かい舞台背景とかはあえて話しませんが、「誰よりも高く飛ぶ」ことを目標にしているエリーナにとって、飛ぶことを否定されるのは何よりも辛いこと。たとえそれが勝負の最中であったとしても

竜と箒とひかりの彼方

タイトル:竜と箒とひかりの彼方(小説:ファミ通文庫)
作者  :とみながひろし:富永浩史
絵師  :晴瀬ひろき
デザイン:?
編集  :?

陸軍魔法士官学校飛行科で魔法を勉強する生徒達のアクションファンタジー。
全体がゆるく淡々としているようで、意外と熱かったり独特な雰囲気を持ってます。
仲間と協力して独りでは出来ないことをやり遂げる、そういう青春模様もしっかり押さえたよいお話です。
で、前提としていい話だと断った上で。
巨乳のお姉さんにやたらと執着を見せる、最近ゆかいな(笑)エントリを連発中のいつも感想中の中の人にはぜひ読んでほしい話です。ええもう名指しです。
なにせ大女で胸も大きい主人公の裏?名台詞は「むぅ、今だけは、おっぱい触っても許してあげるわ」ですから!
……くれぐれも言っておきますが、基本的にはゆるくてもいい話ですからね?