名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/03/24 - の記事

本日の名台詞

「奴の狙いは私だ。君は逃げろ、リュカ」
「馬鹿言うな、んなフラフラな足で戦えるかよ。俺が前に出るほうがいくらかマシだ」
「レオネルの時とは違う。君には戦う理由が――」
「それともアレか、君は俺のことを、こんな状況でハイ分かりました逃げますサヨウナラとか言える奴だとでも思ってるわけか? だとしたらブン殴るぞ、マジで」
「――そうだな。君は、そういう男だ」


タイトル:銀月のソルトレージュ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かれのあきら:枯野瑛
絵師  :得能正太郎
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ジネット&リュカ・エルモント (258 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

最近読んだファンタジーの中では、かなり良質の部類に入るファンタジーです。
最強の魔法書<ソルトレージュ(ひとつめの嘘)>が絡むにふさわしく、物語も鮮やかな嘘にすっかり騙されたりと、謎をたくさん盛り込みつつ、萌えな部分にもしっかり対応してます(笑)

さてそれでは台詞解説。
まあいわゆるピンチに陥って「先に逃げろ」「そういうわけにはいかない」という言わば定番のやりとりと言えます。

パラケルスの娘 6

タイトル:パラケルスの娘 6(小説:MF文庫J)
作者  :ごだいゆう:五代ゆう
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

19世紀のロンドン。
跡継ぎとして才能がなかったということで、名目は修行であるものの半ば排斥されるに近い形でロンドンの錬金術師の元に送られた跡部家の長男・遼太郎。
その錬金術師・クリスティーナは能力はすごいものを持っているけれど、とにかく変わっていて、遼太郎は修行などどこへやら従僕として掃除洗濯などにこきつかわれるこに……。
さすがベテラン、筆力のあるそして適度に笑いもあるファンタジーです。偏った作風ではないので、だれにでもおすすめできる良作。
今回は短編集です。

ネクラ少女は黒魔法で恋をする4

タイトル:ネクラ少女は黒魔法で恋をする4(小説:MF文庫J)
作者  :くまがいまさと:熊谷雅人
絵師  :えれっと
デザイン:?
編集  :?

タイトルそのまま、黒魔法に傾倒したオカルト少女がネクラ少女が、本当に黒魔法に関わる出来事に関わったのをきっかけに少しずつ変わっていくお話。
今回は短編集です。
そういやライトノベルにおける短編集って、作品の人気のバロメーターとして機能するような気がしてきました。たぶん、短編集があるかないかでデータをまとめてみるとおもしろいこともわかってくるかも……ってすいません脱線しました。やってはみたいけど、今そんな暇なないし(汗
一人称での心情描写やちょっとした表現が相変わらず冴えてます。

新本格魔法少女りすか3

タイトル:新本格魔法少女りすか3(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :西村キヌ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)