名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/03/14 - の記事

本日の名台詞

「わたしはそんなにいい人間じゃない」
「まあ、自分じゃそう言うんだろうけどさ」
「本当に違う。自分のためにやってるの」
「じゃあ日向子のしたいことってなんだよ?」
「……だからあるわよ」
「答えになってないんだけど」
「とにかくあるの」
「そんなに言い張らなくてもいいだろ。ないならないで……」
「君と一緒にいること」


タイトル:天空のアルカミレス 4(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?
キャラ :久慈日向子&篠宮拓也 (126 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ちょっと台詞解説だけ駆け足で。
何故そんなに人のために動くことが出来るのかと、とうの原動力である本人から聞かれて答えに詰まってしまったものの、とうとう白状したというエピソードです。ほんとは行間にさらに細かいいろいろがありますが……。うーん、健気。

天空のアルカミレス 4

タイトル:天空のアルカミレス 4(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

人類の敵にして圧倒的な強さを持つ組織・テリオンと、変身することでテリオンに対抗する能力を持って戦い続けるアルカミレスの闘争を描いた現代ファンタジ……というよりも、この作者の場合、
つねにすばらしい幼馴染みを描写する物語、と認識するべきかもしれません。
あまりベタ甘な表現が出ることはないんですが、ビターチョコの味わいというかちょっとほろ苦い、そしてお互いに意識はしていてもそれこそ手を握ることもなかなか出来ないようなもどかしい距離感を描かせたらほんとに天下一品ですね。

レジンキャストミルク 6

タイトル:レジンキャストミルク 6(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

現代ファンタジーなバトルもの。
物語が佳境に入るための手続きというか、今までのほのぼの&ダーク路線よりも、明らかにダーク一辺倒に寄ってますねー。特にこの巻はとある秘密が明らかになるために、相当に重たい展開になっているのですが……それよりなにより。
すいません、一瞬表紙絵が佐伯ネア先生だとはわかりませんでした。アンタ誰(笑)

リリアとトレイズ 5

タイトル:リリアとトレイズ 5(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

「アリソン」で主役を張ったアリソンとヴィルの娘・リリアと、これまた二人とは因縁あさからぬロクシェの(一応)王子様なトレイズの恋愛模様&アクション。もっともトレイズはともかく、リリアには恋を自覚してるとは到底思えないけど、あまりにもトレイズが気の毒だから恋愛模様ということにしておいてください(笑)
アクションはありますがやたら仰々しいバトルではなく、極端な萌えが転がっているわけでもなく、それでも気がつけば一気に読み進めている事に気がつきます。ちょっとした言い回しなどかゆいところに手が届く、人を選ばないおもしろさがあります。

二四〇九階の彼女 2

タイトル:二四〇九階の彼女 2(小説:電撃文庫)
作者  :にしむらゆう:西村悠
絵師  :高階@聖人
デザイン:?
編集  :?

違う「塔」で話した彼女に逢うために、塔をひたすら降りていく旅を続ける少年と、相棒の人生生命のカエルの1人と一匹?の旅路を描いたロードノベル。
彼女に逢うという明確な目的意識はありますが、「キノの旅」でキノが訪れる先の国々が全く違う法律で動いているように、塔の各階を管理する神の代行機械・アンドロポシュカによって、まるで違う世界が広がっている、そんな世界を巡る物語になってます。そして各階に住む人は、ごく一部を除いて自分の住む世界の外に違う世界があるなんて知らない。
さて、以下はもろネタバレなんで読み終えた人か、もしくは完全にネタバレを気にしない人だけ進んでください。

2007年3月 の新刊情報 GA文庫

とうとう「廃墟ホテルへようこそ。」が出るようです。いやーもうでないものだとばっかり……

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 田中桂
デモンズサモナー4 浄闇の印章 中里融司
廃墟ホテルへようこそ。 松殿理央
かむなぎ 弐 ―憂しときは射千玉の夜― 沖垣淳
メイド刑事4 早見裕司
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック 大迫純一

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女

タイトル:アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(小説:GA文庫)
作者  :たなかけい:田中桂
絵師  :凪良
デザイン:?
編集  :?

ゲームは遊んだこともないし、今後も遊ぶ予定ないですがタイトルはアレな事情で有名なので知ってます(笑)。せっかくだから読んでみようかな、と。(まだ読んでないです)

かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜

タイトル:かむなぎ 弐 -憂しときは射千玉の夜(小説:GA文庫)
作者  :おきがきじゅん:沖垣淳
絵師  :睦月ムンク
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)