名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/03/01 - の記事

本日の名台詞

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
クジラに乗ってるハルが好きです。だってあたしが会ったハルはクジラに乗ってるハルだったから。


タイトル:クジラの彼(小説:角川書店)
作者  :ありかわひろ:有川浩
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :聡子 (35 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

解説はすっとばします。必要な方は表紙画像クリックにて。
ベタ甘恋愛模様です。甘い。ほんっとーに甘い。

それでは台詞解説。
潜水艦乗りは、さまざまな事情からそこらの遠距離恋愛よりもさらに事情が悪く連絡すらもなかなかまともに取れません。だから、よほど待つ方に覚悟がないと続かない。たとえ忍耐強くても、揺らいだりそれが原因で喧嘩してしまうこともある。でも、ぶつかった後で気がつくわけです。潜水艦に乗っているそんな人だからこそ好きになったんだ、と

クジラの彼

タイトル:クジラの彼(小説:角川書店)
作者  :ありかわひろ:有川浩
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

他の作品を知らなくても全く問題なく楽しむことが可能ですが、シンクロ率がはねあがるので「空の中」及び「海の底」読了後に読まれることを推奨します。
内容的には自衛官の彼or彼女というちょっと特殊な職業ゆえに起こる問題に揺らされながらも愛すべきバカップルな短編集です。
あーもー出てくる人物みんな男も女も含めて(たとえ30に手が届こうとも)かわいい! そこだ! 行け! バカップル!
短編なだけに間延びしないので、破壊力でかすぎ。おすすめ。