名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/01/25 - の記事

本日の名台詞

振り返らなくていいよね。
だって、また絶対会えるんだから!


タイトル:イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :さざねけい:細音啓
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ネイト (307 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品はおすすめなファンタジー。夜色名詠式なんて言葉の響きに酔った人は、もうそれだけで買ってしまって大丈夫だと思います。

台詞解説……えー時間切れで省略(汗

麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ

タイトル:麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :おぜきしゅういち:尾関修一
絵師  :山本ケイジ
デザイン:?
編集  :?

我々FMR(富士見ミステリー調査班)は、読者からの連絡を受けて、第6回富士見ヤングミステリー大賞を受賞した「ヴァーテックテイルズ 麗しのシャーロットに捧ぐ」の内容について、調査を開始した。そして驚愕の事実が明らかに……
「みんな、聞いてくれ。このヴァーテックテイルズなんだが……内容がホラーかつミステリだったんだよ!」
「な、なんだってー!?」

というわけで。
なんとなんと、富士見ミステリーなのにミステリで、しかもじわじわ効いてくる怖い話になってます。富士ミスなのに、ありえないことです(爆)。
ラブ寄せを信じて知らずに買った読者が右往左往する姿が目に浮かぶようだ……。いわゆるキャラクター小説を読みたい場合には、期待を大きく外されますが、その代りに緻密に構成された急展開、また急展開といった物語の妙を味わいたい方はぜひ! あえて例えると、C★NOVELSファンタジア新人賞作品の雰囲気にもっとも近い……かもしれません。普段富士ミスを手に取らない硬派?な層も、ぜひこの作品は読んでください。いやもう最後の最後まで緊張しっぱなしでした。

僕たちのパラドクス―Acacia2279

タイトル:僕たちのパラドクス―Acacia2279(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :あつぎじゅん:厚木隼
絵師  :QP:flapper
デザイン:?
編集  :?

第6回富士見ヤングミステリー大賞<大賞>受賞作。
時間ものです。
西暦2279年の未来からやってきた時空監査法院の捜査官の少女・ハルナと、ハルナが任務遂行中に遭遇してしまった少年・青葉のボーイミーツガールなお話。タイム・パラドックスにも正面から踏み込んでいます。時をかける少女のような学園日常を描写したものではないですが、タイムパラドックスという本気で考え出すと実にややこしい話を扱っている割にはかなり読みやすく、その辺りが大賞を受賞した理由なのでしょう。

リミットレス!

タイトル:リミットレス!(小説:MF文庫J)
作者  :すどうこう:須堂項
絵師  :ひづき夜宵
デザイン:?
編集  :?

コミカル系のファンタジーです。