名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/01/11 - の記事

本日の名台詞

「用件を聞こう」
「アリスは探偵だよね」
「ただの探偵じゃない。ニート探偵だよ」
「部屋にいながらにして世界中を検索し真実を見つけ出す?」
「その通りだ」
「じゃあ
調査を依頼したい」


タイトル:神様のメモ帳(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリス&藤島 (156 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

いわゆるニート探偵です。うーんこの一言で説明できるとは実にありがたい。

台詞としては、どっちかというと平坦な部分ですがある意味大事な所じゃないかと思ったので、あえて載せておくことに。

戦う司書と追想の魔女

タイトル:戦う司書と追想の魔女(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やまがたいしお:山形石雄
絵師  :前嶋重機
デザイン:?
編集  :?

戦う司書シリーズもかなりの巻数を重ねなによりです。
人は死ねば、みな本になりその人間の人生はすべて本を読めば理解できる。そして本はすべて図書館に収納され、武装司書と呼ばれる存在が図書館を護っている、そんな世界での司書が主役の物語です。
独特な世界観が魅力のこのシリーズですが、戦闘力でもそれ以外でも圧倒的な存在感を持つのが、館長代行であるハミュッツ(ちなみにイラストでもすっごいインパクトがあると思うのは自分だけではない、はず)。ほぼ無敵と思われるハミュッツが、今回窮地に立たされる!?ということでなんと言っても興味はそれに尽きるかと。
徐々に世界の核心に迫る話になっていて、その辺も見どころです。多少の癖は読めばすぐに慣れますし、実力のある新人さんとして世界観さえあえばイチオシ。

シリアスレイジ 5

タイトル:シリアスレイジ 5(小説:電撃文庫)
作者  :しらかわとしゆき:白川敏行
絵師  :やすゆき
デザイン:?
編集  :?

サバイバルもの。
ウイルスによって生態系が大きく変わり、未知の生物、巨大な生物を生み出してしまったため、その種の新生物を調査・時には退治するスキルを持った人間・レイスハンターを育成する必要が生まれる。主人公はそのレイスハンターを目指す大学生です。
ウイルスによって、一部の人類も変質を起こし、特殊な能力を持っていて、主人公もそんな特殊能力ゆえに大きな陰謀に巻き込まれていくことに……。
恋とかの類は完全におまけで、メインがサバイバル。手を出す際はその辺を考えて買いましょう。この巻では、ちらほら出ていた「陰謀」の部分が特にクローズアップされています。