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タロットの御主人様。 2

タイトル:タロットの御主人様。 2(小説:電撃文庫)
作者  :ななえひろたか:七飯宏隆
絵師  :YUKIRIN
デザイン:?
編集  :?

偉大な陰陽師の祖母を持ちながら、自身にはちっとも陰陽道の占家としての芽が出ない少年・秋人が、とある事情で強大な能力を持つタロットカードの封印を解いてしまい、再封印して回ることに。
タロットカードが女の子と融合してしまい、「タロットカード」の支配も、効果発動もキスが鍵になるというあたりで、本作の狙い所が想像がつくのではないかと思いますが……
脳裏にネギまあたりを思い浮かべた方、正解。かなりラブコメ色の強い話です。タロットカード同士の能力がぶつかり合うバトルもあり。実はけっこう気に入ってますええ。

1個1個のエピソードはかなりベタベタなんですが、この場合はそれがいいわけで。
ツンデレな幼馴染みとか、引っ込み思案にも程がある少女の立ち振る舞いが読んでてニヤニヤさせられますね。
設定上、秋人がハーレム状態になることはわかりすぎるくらいわかりそうですが、期待は裏切りませんよ?
今後すごい勢いでいろんな設定の少女達が増えていく……はず。たぶん。願わくば、長期シリーズ化して楽しめますように。


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from 愛があるから辛口批評! on 金曜, 2007/09/14 - 19:42

タロットの御主人様。 2 (2) (電撃文庫 な 11-9) 作者: 七飯宏隆 出版社/メーカー: メディアワークス 発売日: 2007/09/10 メディア: 文庫 「こういうベタなのは、大好きです。しかし、これは凄...