名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

とある飛空士への恋歌3

タイトル:とある飛空士への恋歌3(小説:ガガガ文庫)
作者  :いぬむらころく:犬村小六
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

続編にあたることもあり、『とある飛空士への追憶』と無意識に比較しながら読んでいた部分があったんですが、どうやら方向性がそもそも違っていたようですね。

聖泉を巡って大規模な空戦が勃発し、否応なく学生達も戦争という殺し合いに直面することになる、ここからが本番のようです。

とにかく”戦争”へと駆り立てられていく学生達の様子があまりにもリアルに描かれています。ネタバレを恐れてこれ以上言えませんが、読んでる間中心臓がばくばくいってましたよ!
この凄惨で劣勢な戦いは、文化祭でのアリーメン狂想曲(笑)との対比もあって余計にココロに刺さるものがありますね……。とにかくすごかった。

アリエルは……超がんばった!>わかる人にはわかる
そして寮長、ついに本領発揮>『レヴィアタンの恋人』もちゃんと読んでる選ばれし読者にはわかる


この作品の名台詞

「かっこよかったよ、お兄ちゃん。ヘタレは卒業だね」

→解説


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from N縺ョ譌・險 on 金曜, 2009/12/25 - 05:26