名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

さくら荘のペットな彼女 5.5

タイトル:さくら荘のペットな彼女 5.5(小説:電撃文庫)
作者  :かもしだはじめ:鴨志田一
絵師  :溝口ケージ
デザイン:?
編集  :?

電撃文庫MAGAZINEに掲載された4つの短編に、書き下ろし「もうひとつのクリスマスイブ」を加えた挿話集。
いろんな時系列の短編がありますが、仁がなぜああいう選択をするに至ったのかを補完する2つの短編が一番重要度としては高いかもですね。いつも冗談に紛れて本音が非常にわかりにくい仁の本心が明らかになる、貴重なエピソード。

美咲が泣いていたクリスマスイブになにがあったのか?
半ばわかっていたことですが、天才を好きになっちゃった凡人は苦労しますよね……。

あと、ましろがパンツを履き忘れて登校してしまうというありえない事態をどうにかしようとあわてまくる空太のエピソードはかなり気に入ってます(笑)。ていうか、これ読んだ時真っ先に思い出したのが、ひろやまひろしのとらドラ同人で、事故でノーパン状態になった大河が大変刺激的な一日を過ごす話。うん、この手の話は萌えますよねっ!!>力説

あと、一段と七海がかわいく思えてきた。なんという乙女っぷり。正直負けフラグ立ってると思うけど、がんばれ七海!


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