名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

イスカリオテ 2

タイトル:イスカリオテ 2(小説:電撃文庫)
作者  :さんだまこと:三田誠
絵師  :岸和田ロビン
デザイン:?
編集  :?

七つの大罪が具現化した魔<獣>に脅かされる世界。
<獣>と戦い続ける特別指定教区・御陵市で、英雄であった兄「九瀬イザヤ」になりすまし、遺伝子認証をも欺いて第九祭器・ノウェムを起動させて、イザヤは戦いに勝ち残ることが出来るのか……。

自動人形スキーは、間違いなくすっ転びます。ノウェムー!!

ストーリー自体の説明はすっとばします。
ま、それよりもですね。やっぱり自動人形のノウェムですね。
ノウェムにとっては、「イザヤ」こそが唯一無二の仕えるべき相手という認識であり、様々な会話の中で実に泣かせる台詞が多いんですよね。
イザヤはイザヤで、ノウェムのことをポンコツとか呼びながらもこれがもう絵に描いたようなツンデレで、ノウェムに対する愛に溢れてます。
なんという素敵カップル。
この二人のやりとりだけで買った甲斐があったというものです。


この作品の名台詞

「……ダメです。いろいろ試してみましたが、やっぱり優先順位の変更は利きません」
「え?」
「イザヤ様は――自分が本物だったら良かったのにと仰いました。私にもそれを納得するようにと。それはつまり、イザヤ様よりも『九瀬諫也』を優先するように優先順位を変更しろということです。
でもイザヤ様。その命名だけは受理しないのが私です。イザヤ様の言葉に納得しないことを許していただけますか?」

→解説


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from 愛があるから辛口批評! on 土曜, 2009/03/14 - 23:53

イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫) 作者: 三田誠 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2009/03/10 メディア: 文庫 「裏玻璃も気になりますが、やっぱりノウェムのターンだなあ」 ...