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“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

タイトル:“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

源氏物語になぞらえつつ、事故で亡くなった美少年ヒカルに憑かれてしまった是光が、ヒカルの望みを叶えて成仏してもらうべく数奇な運命を背負った少女たちのために奔走する……そんな物語。

順調に是光が天然のたらしとして成長しつつあるようです……とまあそれはそれとして。
いよいよ六条が参戦か!?

葵からは「彼氏になってください(訳あり)」と頼まれ、帆夏とはぎくしゃくし、ヒカルの愛人を名乗る月夜子先輩からは意味ありげに接近を受け、相変わらず多難な是光。
月夜子先輩はいろいろわけありのようで、是光は月夜子が主催する日舞研に仮入部することになってしまうが……。

今回、なにやら怖い雰囲気です。さすがモチーフが六条だけはありますね。……出るのか?
まあそれについてあれこれ言うとネタバレにつながるのであえて言及は避けますが……。

いつもながら、野村美月の描写するツンデレはなんでこんなにかわいいんでしょう!!!
帆夏の健気さといったらもう、ね! ぜひ結ばれてほしいものですが……。帆夏がんばれ。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 月曜, 2012/07/09 - 22:43

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂 「素質があるとは思っていたけれど……是光の場合、無自覚なのが怖いよ。それ以上きみが才能を開花させないことを願っているよ」 2012年4月の新...