名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
　

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ばいばい、アース 4

投稿者： tonbo 投稿日時： 日曜, 2008/03/02 - 11:21
ばいばい、アース 4
→honto、→amazon
タイトル：ばいばい、アース 4（小説：角川書店）
作者　　：うぶかたとう：冲方丁
絵師　　：？
デザイン：？
編集　　：？
作者直営サイト：tow_ubukata
絵師直営サイト：なし
特記事項なし

圧倒的な存在感のある、本格ファンタジー小説。
非常に硬質な内容なので軽めのキャラ小説を求める方には少々重いかもしれませんが、しっかりと隅の隅まで構築された世界観を楽しみたい方や、文体そのものに酔いしれたい方には断然おすすめ。あ、大剣＋少女という組み合わせにも注目。
これにて完結です。

それにしてもベルは本当に強いですね。
ｎｏｗｈｅｒｅ「理由（ことわり）の少女」は伊達じゃない。物理的なモノだけではなく、その物体の存在意義そのものを斬る（否定する、ではない）、読む者の魂を揺さぶる超重量の大剣が燃えまくり。
大団円、と行っても差し支えないだろう余韻を残すラストに大満足です。復刊をずっと待っていた甲斐がありました。

この作品の名台詞

「消えろ、亡霊ども！　私はお前たちに飲み込まれるには、あまりにも生きてここにいるぞ！」

→解説

シリーズ一覧

『ばいばい、アース 1』
『ばいばい、アース 2』
『ばいばい、アース 3』

作品一覧

『マルドゥック・ヴェロシティ (1)』
『マルドゥック・ヴェロシティ 2』
『マルドゥック・ヴェロシティ 3』
『黒い季節』
『スプライトシュピーゲル 1』
『オイレンシュピーゲル 1』
『オイレンシュピーゲル 2』
『スプライトシュピーゲル 2』
『ばいばい、アース 1』
『ばいばい、アース 2』
『オイレンシュピーゲル 参』
『スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝』
『ばいばい、アース 3』
『スプライトシュピーゲルIV テンペスト』
『オイレンシュピーゲル肆 WagTheDog』
『テスタメントシュピーゲル 1』
『マルドゥック・スクランブル（1）』
『マルドゥック・フラグメンツ』

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